ただいま、母親業修行中。

まだまだ修行の身。小学生の息子を持つ母親のぼやきを中心にいろいろ

母はつらいよ

息子の右手小指2㎝ほど下にできものができました。角度的にはペンもって紙に書くときに机につく側ね。

「お医者さんに診せよう」と何度も説得を試みても、「いやだ!痛くされるもん!ほっとけば治るよ!」という具合にはねつけられてしまう。

以前皮膚科を受診した際ピンセットでわき腹のいぼをむしられたトラウマから、皮膚科そのものが息子にとって恐怖の対象になっていたのだ。

結局できものは治るどころか大きくなるばかり。できものを発見してから1か月後「ほっといても治らないよ、前とは違うお医者さんに診てもらおう」と言って聞かせ、なんとか皮膚科に連れていくことできた。

来院当日。
恐怖体験を乗り越えた息子に運命の瞬間、診察の順番がまわってくる。
お医者さんは女性、おそらく60過ぎ。

診察室に入ってから「痛くないよね?痛くないよね?」としつこく聞いてくる息子に「診てもいないのに何もわからないわよ」とすでにイライラ気味の先生。
ようやく差し出された息子の右手にあるできものを見た先生は、

「お母さん見てくださいこんなに大きくなって!いぼは放っておいても治らないんですよ!人間の持つ抗体じゃ治らないの!窒素使っても何回も通わなきゃだめですね!」

それって暗に「なんでもっと早く連れてこなかったの」ってこと?

私は行こうって言ったけどこの子が嫌がってたんです!
赤ん坊ならともかくこんな図体でかくちゃ引きずってくるわけにもいかないでしょ!!!!!!

って心の中で叫んでたけどここで医者と喧嘩してもしかたない。待合には次の患者さんだって待っているからこんなことで長引かせるのもどうかと思った。

てか赤ん坊じゃないんだから患者に話しなさいよ。

「はい、はい」とロマサガ2のレオンに叱られそうな相槌を打ち適当に聞き流してから「薬は1日何回塗りますか?」とか「次はいつくればいいですか」とか必要なことだけ聞いて診察室を出た。

もう来たくないけどこのイボについてはここで治さなきゃなんだろうな。次の受診がちょっと憂鬱。

子供育ててると一人で生きてたらまず関わらない人にあれこれ言われますね。
見ず知らずのおばあさんに「こんな薄着じゃ可哀そう!」「こんな暑い日に連れ出して倒れちゃうわ!」とかね

みんな好き勝手なことを言いますが、切り取った一場面しかその人は見ていないから。
子供をもつお父さんお母さん、どうか真剣に受け取りすぎないでください。