ただいま、母親業修行中。

まだまだ修行の身。小学生の息子を持つ母親のぼやきを中心にいろいろ

ゴールデンカムイ読了!

1話試し読みをして「グロい・・・ムリ・・・」となっていたゴールデンカムイをかなりの駆け足で読了。

駆け足過ぎて間違って覚えているところがあったらごめんなさい。昨日は3時間しか寝てない。
全然話が中だるみしないから気になってどんどん読んじゃって。
眠気もあってぼんやり読んじゃったところもあるけど、その魅力は十分理解できたはず。
自分は話の流れよりキャラに着目していくタイプなのでキャラごとに書きなぐっていく。
以下ネタバレ注意


チン〇先生こと不死身の牛山辰馬

全ての女性に敬意を払う。娼婦であっても決して蔑むことはなく、礼をもって接する武人チンポ先生。
(でも前科者なのよな・・・)
敵として現れた時はその巨躯とターミネーター顔負けの超人ぶりで「やべーこえー」という感想を抱いたが、味方になってからはアシリパさんを「お嬢」と呼びそのやりとりは非常に微笑ましい。
旺盛すぎる性欲が玉に瑕。玉に瑕どころかそれが原因で人殺して前科食らってるという・・・
そこさえ満たされていれば平和なのだから、戦いが終わったら件の女性だけになっちゃったコタンに戻ればいいんじゃないのと思ってた。
アイヌの暮らしは自然と距離が近く過酷な面もあるのでやっぱりたくましい男性がいればその人自身もいい働き手になってくれるし、その人の子どもが育てば丈夫な働き手になってくれる。
アイヌ女性がたくましい牛山の子供を産みたいと思うのはなるほど道理だなと思う。
彼女らがいくらたくましくても男と女がいなきゃ次の世代につながらないしね。
谷垣とインカラマッをかばったときも無事だったしなんとなくこの人は平気って思ってたら最後の最後の戦いで・・・

アシリパさんを爆弾からかばってチンポ先生は力尽きた。なんというあっぱれな散り様

ここまでばたばた人が死んで、味方の重要人物だけ全員生き残るなんて虫のいい話ないと思っていたけど
敵だらけの列車であんな無茶な戦いをして嫌な予感はしていたけど

月島のこと嫌いじゃないけど(彼にも物語はあるが好きとも嫌いとも転ばなかった。いかんせん周りが濃すぎる)
「俺たちのチンポ先生爆破しといてなに生き残ってんじゃい!!!」とは思っちゃった
まあ彼も苦しんだんだけどね・・・

チンポ先生には、コタンでハーレム暮らししてほしかったな。

運命を見通す女・インカラマッ ド根性で運命を変えるマタギ・谷垣源次郎

ラッコ鍋の回だけやたらフィーチャーされたせいで、本編を読む前から谷垣ニシパのことはドスケベマタギとして認識していた。
彼に関しては、インカラマッによるアシリパに危険が迫っているとの予言聞き、不安のあまり寝込んでしまったフチのためにアシリパを探すことを決めた76話のセリフが印象的。
「俺はあんたの占いを信じたから行くわけじゃない。問題なのはフチたちが信じてしまったことだから。」
もうこのセリフに谷垣の男前具合が出ていると思う。不幸な行き違いのせいで家族のもとに帰れなくなった谷垣が、不幸な家族をこれ以上増やしたくなくて行動するっていう。
自分自身は占いを信じ切ったわけじゃないけど、恩のあるフチばあちゃんたちの心配事をなくしてあげたいっていう義理堅さとか優しさとか半端ない奴。
そりゃインカラマッも惚れるわけだな。
自らが予言した「インカラマッ自身の死」の運命もド根性で変えてしまったことは彼女にとってかなりの衝撃だっただろうし。

あとは155話ヤマダ曲馬団での「俺は少女団のお荷物です・・・ッ うまく踊れない!!」も忘れられない。
なぜかこの場面もここだけ見たことがある気がするけどこんな理由で泣いてたのね。男泣きしすぎてブヒィッってなっちゃってるし…シラーッとした月島の表情も何とも言えない。
ギャグ回なのでみんなちょっとずつおかしいけど、バカ真面目で泣いちゃう谷垣は解釈一致です。

家族のもとに帰れなくなった谷垣が最終話でインカラマッと家庭を持ったことはほんとによかったと思う。
にしても息子たち父ちゃんに似すぎでしょ・・・

二人分だけでかなりの量になってしまったとりあえずここまで