【接客応対】聞き手に優しい発声法 腹式呼吸と鼻濁音
今日の授業は接客応対
聞き手にとって聞き取りやすい話し方を主に学んだ。
聞き取りやすい声で話すには、胸式呼吸より腹式呼吸。腹から声を出せば、喉を傷めるリスクも減るし、緊張しても声が震えない。聞き手にも話し手にも優しい呼吸法。
ざっくりとした腹式呼吸
①吐くときは鼻、吸うときは口(鼻炎持ちの方は無理しないでね)
吐くも吸うもどっちもできるだけゆっくり
②自分のお腹が風船になったような気になって、吐いたときはへこませ、吸ったときは
膨らませる。
他にもポイントはあったけど、割愛。
そして鼻濁音。
がぎぐげご、は文章の位置によっては発音を変えたほうが聞き取りやすいらしい。
大学(だいがく)など語尾、語中にがぎぐげごが来る場合、鼻から抜けるような「んが」という発音のほうが聞き手にとって聞きとりやすいという。
そのあと発声練習。早口言葉とか、なんだか学生時代に戻ったみたい(演劇部出身)
我々の前の代までは不良のたまり場みたいになってて、ろくな練習メニューも組まれてなかったけどね。
大人になってから人前で話すと声が震える。喉がきゅっと締まる。
演劇部時代、本番でも緊張はしたが、今みたいに声が震えることはなかった。本番の前はやたらテンションが上がり、それなのに妙に頭は冴えていた。セリフがとぶなんてことは一度もなかった。私にとってのベストコンディションは間違えなくあのときだった。
べつに女優やアナウンサーになるわけじゃないけど、もう一度発声を学びなおしてもいいかもしれない。背筋を伸ばし腹から声を出すと不思議とうつむいた心も上向くような気がする。
とりあえず近所迷惑にならないかって心配は残るが・・・